コラムメモ

鬱病の原因と考察について

utu

「鬱病になるのは親の育て方のせいである。」

例えば、職場環境が悪くて精神的に云々・・・というのも少なからず鬱病を発症する原因の一つになり得ますが、根本的な原因ではない。あくまで表面上の原因に過ぎないと思っています。

本題に入る前に、鬱病になりやすい人について、一般的に言われていることを並べてみます。

・正義感が強い

・真面目な人

・完璧主義者

・理想主義者

・自分の想いを相手に伝えられない人

などなど。枚挙に暇がありませんが、一度は耳にしたことはあるはず。

では、なぜ正義感の強い人が鬱病になりやすいのか?なぜ完璧主義者が鬱病になりやすいのか?

この質問に明確に答えてくれるのが、この人。

ジークムント・フロイト

精神学者のジークムント・フロイトです。

夢診断で有名なユングのお師匠さんです。(考え方の違いで途中ばいばいしちゃうけども)

で、ここからが本題。

フロイトは、一般的な人間には、2つの人格が備わっていると言います。

一つは、「主格(あなた自身)」もう一つが「道徳心」

道徳心というのは、罪悪感の源になる人格であったり、主格の信条に反することを行おうとするときに、それを止めようとするもの。もっとわかりやすくいうと内なる天使の声みたいなやつですね。

あなたも心当たりがあるのでは?

なにか悪いことをしようとしたときに、内側から「本当にそれでいいのか?」と囁く声が。

鬱病は、この道徳心が、主格を破壊したときに発症するとフロイトは言います。

つまり、この道徳心がキーワードになるわけですが、その道徳心をつくるのが親なのです。

幼い子どもに、道徳心は備わっていません。親が放っておくと、なり振り構わず好き勝手なことをする。

しかし、それでは、社会生活を送ることができないので、両親が外付けの道徳心、一時的な道徳心として、子どもに寄り添い、導いていく。いわゆるしつけです。

子どもが成長する過程で、この外付けの道徳心が、自身の中に内在化されていき、完成されるのが、道徳心というもう一つの人格なのです。

つまり、道徳心は完全に後天的なもので、親が子どもをどう育てるかで、強弱が決まる。

厳しく育てられた子どもは、そうではない子どもより物事の善悪の基準が高くなってしまう。許せないことが、より多くなるわけです。

すると、どうなるか。

ことあるごとに、主格を攻撃し始めるのです。

皮肉な言い方をすると、内なる親が、子を殺したときに発症する病が、鬱病です。

ここまでの説明を根本的な原因とすると、色々と説明がつきます。

正義感の強い人がなぜ鬱病になりやすいのか。

真面目な人がなぜ鬱病になりやすいのか。

そう、幼き日の親の教育によって、強い道徳心を持ってしまった人間は、自分を激しく攻撃することになるからです。

主格のもつ、心の体力を、道徳心が消耗させてしまうと、鬱が発病するのです。

だから、子育てをするときは、その子が本来持つ心の強弱をしっかり見極めてあげないといけない。だから、一様に「これが俺のしつけ方、だって自分もそうやって育てられたんだもん」なんて、お猿さんみたいなことを言うのはやめましょう。

幼少期のしつけによって、醸成された人格は、一生、彼・彼女の内に宿るのです。一生ですよ一生。

鬱病を減らすために、日本独特の慣習を変えるのも方法の一つだと思いますが、鬱病と道徳心の関係を理解することこそ、私は大事だと思うのです。

補足メモ

日本は、先進国の中でも、高い自殺率を誇る。

ちなみに、先進国のダントツ1位は韓国。(なんか想像つくよね・・・)

興味がある人は

25 Countries With The Highest Suicide Rates In The World

 

あるぱか

あるぱか

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