コラムメモ

地方自治体の活性化に必要なのは「競争原理」である!

local-activation

地方の衰退が叫ばれる今日、自治体の活性化が日本にとって緊密の課題となっています。

書店には””地方活性化!”というポップが踊り、一般人の関心の高さが伺える。

今回は、この地方活性化について、僕なりに論じてみたい。

1.地方自治体にも競争原理を。

民間企業と違って、地方自治体間に競争意識はなく、そこに競争原理は働いていない。

そもそも競争原理ってなにをもたらすのでしょうか?

それは合理化であり、もっと具体的に言うと資源配分の効率化であると言えます。

この資源配分の効率化には多様な意味があると思いますが、ここでは勝てるところで勝負をして、無駄な勝負はしない。ということと定義します。

つまり、長所に資源を多く配分し、短所への配分は抑えるということです。

民間企業が生き残っていくためには、資源の配分、いわゆる選択と集中に心血を注がなければなりません。

でも、地方自治体にこの感覚はない。その証拠として、1次産業から3次産業、全てで及第点を取ろうとします。

うちの市町村は、他に比べて1次産業が弱い!このままじゃいけないから税金を投入して強化していこう!

これが地方自治体の基本的な考えなのではないでしょうか。でも、これって非効率だと思いませんか。

この非効率を解決するために必要なのが競争原理だと思うのです。

では、競争原理を地方自体に持ち込むためには、どうゆう考えを持てば良いのか?

それが

2.外貨を稼ぐためにはどうすればいいのかを考える。

外貨というのは、海外旅行客が落とすお金だけに限りません。隣町でじゃがいもを売って稼ぐのも外貨です。

効率的な外貨の稼ぎ方というのは、市町村によって違うはずです。

例えば

  • 札幌市(観光が強い)
  • 北広島市(ベッドタウン)
  • 江別市(大学が多い)

hokkaido

これ、結構北海道民の中では浸透したイメージなんですけどもね。

で、この3市町村の稼ぎ方というのは、当然違うわけです。

まず札幌は圧倒的に3次産業(サービス業)が強い。そして、観光客も道内1位。

つまり、札幌市の外貨の稼ぎ方というのは、他県や外国から人を招き入れ、市内でお金を落とさせることにあると言えます。

次に北広島市ですが、この市は札幌市のベッドタウンとして有名です。

北広島市のお金の稼ぎ方は札幌市と異なり、メインの収入源は労働力を札幌に送り込むことにあります。

最後に江別市、札幌のベッドタウンとしても知られるのですが、とても大学の多い市でもあります。(今回は学生街として扱います。)

江別市のお金の稼ぎ方というのは、他の市町村から学生を呼び込んで、その親の仕送りや奨学金を域内に落とさせることにあります。

ここで競争原理がでてきます。

限られた予算を、なにかの事業に投資をするとき、市町村としては当然、最大限の効果を生み出す事業に投資をしたいはずです。

その投資先を選ぶときにキーポイントとなるのが、自分たちの強みは何かを意識することだと思うのです。

例えばベッドタウンである北広島市が観光事業に1億円を投資するくらいなら、住環境を整えたり、札幌市への交通アクセスを改善するのに投資をしたほうが遥かに効率が良いわけです。

つまり、観光では札幌市に勝てないから、別の事業に投資をしよう。

これが地方自治体間の競争原理なのです。

今回は顕著な例をあげましたが、実際はもっと細かい。

著作「そうだ葉っぱを売ろう!」で有名な、上勝町なんかは、山に生えている葉っぱを商品化することによって、外貨を稼いでいます。

で、この強みというのは、そこに住んでいる人にとってはわかりづらいのです。

今でこそ、上勝町の葉っぱにはブランドがありますが、当初はゴミとして捨ててたわけですから・・・

強みをいかに発見し、競争で優位に立つかを考える。これは地方活性化に絶対欠かすことのできないことだと思っています。

「しなやかな日本列島のつくりかた」「里山資本主義」などの著作でも、この重要性が叫ばれています。

いずれも大ベストセラーになった本なので、この考えが浸透しつつあることは間違いありません。

でも、まだ足りない!

上勝町のような個性的な市町村が、全国津々浦々にできたとき、日本はとてつもなく活性化すると僕は思うのです。

あるぱか

あるぱか

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