コラムメモ

インターネットはメディアの覇権を奪えるのか?

メディアはメッセージである

新聞の売上高低下や、テレビの視聴率の低下などから、インターネット媒体がメディア界の王に君臨するのでは?と巷ではザワついているようだが

今のところそれはあり得ない

売上高や視聴率だけで計ることのできない価値が、新聞・テレビにはある。

それは

信頼である。

いや別にテレビとか信じてないし(笑)だって最近ヤラせも多いじゃん(笑)なんて思うかもしれないが、僕たちは不確実な情報に、どのタイミングで確信を持つのか。

そう、テレビ(または新聞)のニュースで取り上げられたときに、その情報を本物と確信するのだ。

芸能ゴシップなんてこの最たる例。

ネットの掲示板で話題が取り上げられて一時ざわつく。このとき、情報に確信を持っている人間はなかなかいない。盛り上がるけど、どこか半信半疑なわけだ。

これが、テレビで取り上げられると

速報キタ━(゚∀゚)━!

と、その情報に確信を持つのである。

つまり、いくらテレビ・新聞を罵倒しようと、無意識のうちに我々は、全幅の信頼をこのメディアに置いているのである。

”メディアは、メッセージである”

誰の言葉かわかる人は大変な読書家だと思います。

そう、メディア論で有名なマーシャル・マクルーハンの言葉です。

マーシャルマクルーハン

メディアはメッセージ?どうゆうこと?との疑問が沸くことは必須である。

メディアとは、日本語で媒体。

例えば電子メールも媒体だし、電話も媒体です。

マクルーハンは、一見、情報を伝えるための道具に過ぎない媒体に、メッセージ性があるというのです。

例えば、「ありがとう。」という言葉を、電子メール(媒体)で伝えられるのと手書きの手紙(媒体)で伝えられるのとでは、受け手側の印象が大きく変わることは容易に想像できると思います。

全く同じ文言でも、その情報を中継する媒体を変えるだけで、受け手の印象に変化を与えることが出来るのです。これをマクルーハンは、メディアはメッセージであると言ったのです。

これはテレビとインターネットの関係にも言えます。

全く同じ情報であっても、どっちを経由してくるかで、信憑性に大きな差が出るのです。

テレビはスポンサー料で成り立っているので、スポンサーがいなくなると潰れます。

視聴率が低くなるにつれて、スポンサー離れが起こることは避けられないでしょう。でも大丈夫。だって、テレビには信頼性があるから。

視聴率は高いに越したことはない。でも、テレビにCMを流すということは、信頼できるサービスである。とお墨付きをもらうようなものなのです。

 

これはサービス提供者にとって、広告先を選ぶ大きな要因となる。

「テレビコマーシャルって胡散臭い」という価値観を多くの人間が持つようになるまで、メディアの勢力図は変わらないと思います。

以上のことから、現状でのメディア王は、テレビと新聞である。ゆえに、その座はしばし揺るぎないものと僕は考えています。

現状、インターネットに玉座なしです。

あるぱか

あるぱか

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