2022年に価格が大きく伸びる可能性の高い仮想通貨ってなんだろ?
こんな疑問に根拠付きでお答えしていきます。
結論から言うと、僕は以下の5つに注目しており、既に約130万円分、資産として保有しています。
- イーサリアム
- IOST
- ポルカドット
- エンジンコイン
- WAX
では、これらの銘柄が2022年に伸びる理由をお話しする前に、2021年に伸びた銘柄のトレンドを振り返っていきましょう。
2021年に伸びた仮想通貨のトレンド
2021年に大きく伸びた仮想通貨には共通点があり、以下の2つに関連する銘柄がとても伸びました。
- ゲームコイン
- イーサリアムキラーコイン
では、ランキングを一覧していきましょう。
順位 | 銘柄 | 増加率 | コインの種類 |
1位 | シバイヌコイン(SHIB) | 50万倍 | ドージコイン |
2位 | ガラ(GALA) | 490倍 | ゲームコイン |
3位 | アクシーインフィニティ(AXS) | 177倍 | ゲームコイン |
4位 | ザ・サンドボックス | 168倍 | ゲームコイン |
5位 | ポリゴン(MATIC) | 148倍 | イーサリアムキラーコイン |
6位 | テラ(LUNA) | 137倍 | Defiコイン |
7位 | ファントム(FTM) | 123倍 | イーサリアムキラーコイン |
8位 | ソラナ(SOL) | 103倍 | イーサリアムキラーコイン |
9位 | ディッセントラランド(MANA) | 42倍 | ゲームコイン |
10位 | ドージコイン(DOGE) | 31倍 | ドージコイン |
上位のほとんどをゲームコインと、イーサリアムキラーコイン占めていることがわかると思います。
①ゲームコイン
ゲームコインとは、ブロックチェーンゲームの中で獲得することができる仮想通貨(正確には「トークン」)です。
〇NFTゲームとは?
プレイするだけで、お金を稼ぐことができる次世代のゲームです。
ゲームが注目されればされるほど、ユーザー数も増えて通貨の価値も上昇します。
2021年はNFTゲームの知名度が一気に上がった年でもありました。
上位10位以内に4つのゲームコインがランクインするなど勢いがとにかく凄い…このゲームコインの勢いは2022年も間違いなく続きます。
では、実際にどんなゲームかを簡単に見ていきましょう。
2位:GALA
GALAは、「実際にプレイしてみたくなるブロックチェーンゲーム」をコンセプトにしているGalagamesが発行している通貨です。
Galagamesの中で、最も知名度の高いブロックチェーンゲームといえば「Townstar」です。
街づくりゲームの一種で、何もない土地に畑や農場をつくり、育てた作物を売ったりすることでお金を稼ぐ大人気のブロックチェーンゲームです。
GalagamesはTownStarだけじゃなく、多くのブロックチェーンゲームをリリースしている会社となっています。
3位:AXS
AXSとは、アクシィーインフィニティ内で獲得できる通貨のことで、ブロックチェーンゲームの火付け役と言えるゲームです。
ベトナム発祥のゲームで、フィリピンでは普通に働くよりアクシーをプレイしたほうがお金を稼げる!と、ブームが起きました。
アクシーと呼ばれるモンスターを育て、デイリークエストやオンライン対戦を勝利することでお金を稼ぐことができます。
スカラーシップと言って、自分のアクシーを有料で貸し出すことによって不労所得を得られるシステムも話題となりました。
4位:SAND
マインクラフトのようなゲームで、土地を開発し、その土地をNFTとして売ることで稼ぐことができるゲームです。
アクシーインフィニティ同様、2021年を代表するブロックチェーンゲームです。
ザ・サンドボックスは、マインクラフトのようなゲームで、SANDはゲームで使用することできる仮想通貨です。
9位:MANA
MANAはディッセントラランド内で流通している仮想通貨です。
セカンドライフのようなゲームで土地やアイテムを売買することができます。
アクシーやザ・サンドボックスはPCやスマホでプレイするゲームですが、ディッセントラランドはVRゲームです。
VRゴーグルをつけて、3Dメタバース空間内で生活をする、まさに現代版のセカンドライフです。
②イーサリアムキラーコイン
ゲームコインに続き、2021年はイーサリアムキラーコインである
- ポリゴン(MATIC)
- ファントム(FTM)
- ソラナ(SOL)
が大きく伸びた年でした。
仮想通貨で決済などをする場合「手数料」が掛かります。
この手数料のことを「ガス代」と呼ぶのですが、イーサリアムを利用するユーザーが増えすぎてガス代が異常に高騰したのが2021年です。
このガス代を低く抑えるシステムを備えた仮想通貨がイーサリアムキラーと呼ばれるコインです。
【2022年】オススメ仮想通貨5選
2021年のトレンドを踏まえ、2022年はどの仮想通貨が伸びるのかを予想していきましょう。
オススメ5位:イーサリアム(ETH)
現在価格 | ¥337,000 |
時価総額 | ¥40,373,210,739,871 |
購入できる国内取引所 | コインチェック |
メジャーコインですが、イーサリアムは2022年も価格が伸び続けると思います。
理由は単純でブロックチェーンインフラとしての活用の幅が半端ないからです。
詳しい話はここでは避けますが、ブロックチェーンとはプラットフォームです。
SNSの種類にツイッターやフェイスブックがあるように、ブロックチェーンにも種類があります。こんな感じ↓
プラットフォームカテゴリ→ | SNS | ブロックチェーン |
ツイッター | イーサリアム(ETH) | |
フェイスブック | ネム(NEM) |
ブロックチェーンゲームをつくるときも、イーサリアムというプラットフォーム上にゲームをつくるか、ネム上につくるかを選ぶことができるのですが、イーサリアムを活用するケースがとても多いです。
ゲームだけでなく、NFTマーケプレイスなどでもイーサリアムが活用されており、利用の幅はめちゃくちゃ広いです。
前述したガス代問題の解決にも乗り出しているので、2022年もイーサリアムはまだまだ伸び続けます。
オススメ4位:IOST
現在価格 | ¥3.1 |
時価総額 | ¥56,131,163,694 |
購入できる国内取引所 | コインチェック |
イーサリムと同じく、分散型のプラットフォームです。
開発言語に習得が簡単なJavascriptを採用していることから参入しやすく、開発者がどんどん流入しています。
「よし!ブロックチェーンを使ったサービスをつくろう!」と思い立った人が利用しやすいのがIOSTです。
オススメ3位:ポルカドット(DOT)
現在価格 | ¥2,188 |
時価総額 | ¥2,155,225,395,734 |
購入できる国内取引所 | コインチェック |
ポルカドットは仮想通貨決済の円滑化などを図れるプロジェクトとして注目されています。
例えば、イーサリムを送金する場合、送金には手数料がかかります。
で、この送金手数料はイーサリアムで払うことになるのですが、ポルカドットを使えば、ビットコインで支払うことができるようになります。
先ほど、ブロックチェーンはプラットフォームだと言いました。
ツイッターとフェイスブックに互換性がないように、仮想通貨間にも互換性はありません。
異なるブロックチェーンを繋ぎ、互換性を持たせることのできる仮想通貨がポルカドットです。
実際に仮想通貨を購入し、ブロックチェーンゲームをやってる人は良くわかると思いますが、とにかく仮想通貨の両替の手間がダルいですよね。(「日本円→ETHに両替→ETHをゲーム通貨に両替→ようやくゲームを始められる!」)
そういうめんどくさいのを取っ払ってくれるのがポルカドットです。
オススメ2位:エンジンコイン(ENJ)
現在価格 | ¥209 |
時価総額 | ¥180,171,772,693 |
購入できる国内取引所 | コインチェック |
Enjin Platformというゲーム開発のための、プラットフォームを提供しています。
つくったゲームにブロックチェーン機能を簡単につけられるプラットフォームで、マインクラフトもエンジンプラットフォームを活用してブロックチェーン機能をつけたことで話題になりました。
ゲームに特化したプラットフォームで「メルト」という面白い機能がついています。
ゲームで手に入れたアイテムをエンジンコインに変換することができるんです。
ゲームに飽きたらアイテムをメルトすることで金銭的価値を持つエンジンコインに変換することができるなど、ゲームに特化したプラットフォームです。
今後もブロックチェーンゲームは増えていきますので、エンジンプラットフォームの利用が増えれば増えるほど、エンジンコインの価格も上がっていきます。
オススメ1位:WAX(WAXP)
現在価格 | ¥38 |
時価総額 | ¥73,850,021,661 |
購入できる国内取引所 | なし |
NFTの取引に強いプラットフォームです。
こちらを見てください↓ユーザー数の多いブロックチェーンゲームのランキングなのですが、めちゃくちゃWAXがプラットフォームとして活用されているんです。
WAXの優れているところは
- NFTの発行ガス代が0円
- NFTの発行が簡単!
- ブラウザウォレットが使いやすい!
です。
大谷翔平の画像データが最高額 NFTで約1150万円
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平の画像データの「非代替性トークン(NFT)」が10万ドルで購入されたことを伝えるキャンディ・デジタル社のプレスリリース
【ロサンゼルス共同】複製不能なデジタル資産「非代替性トークン(NFT)」を扱うキャンディ・デジタル社は27日、米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平の画像データがNFTの野球カテゴリーで史上最高額の10万ドル(約1150万円)で購入されたと発表した。 同社は米大リーグ機構と提携し、過去の映像や画像データなどを複製や改ざんが不可能な仕組みにして販売している。 米プロバスケットボールNBAが選手の動画販売を行っているほか、日本でもプロ野球のパ・リーグ6球団が試合の名場面などを取り上げた動画をNFTで販売する事業に参入するなど、スポーツ界でNFTが広がっている。
このカードに使用されているのもWAXブロックチェーンです。
とにかくNFTの発行が容易なので今後
- ブロックチェーンゲーム
- NFTアート
- スポーツNFT
- トレーディングカード
などでの幅広い活用がされることでしょう。
活用の幅が広がれば広がるほど、価格はどんどん上がっていきます。
まだ日本国内の取引所では取り扱いがありませんが、近い将来取り扱い銘柄になるのはほぼほぼ間違いないと思います。
仮想通貨投資の注意点
今回2022年オススメ銘柄として紹介した仮想通貨が今年中に100倍の値段をつける確率はほぼ0%です。
仮想通貨投資=爆益のイメージがあるかと思いますが、100倍、200倍になるコインを事前に買うことはほぼ不可能です。
100倍、200倍になる可能性のあるコインは、名前すら知られていない銘柄で、グーグルで検索しても出てきません。
加えて仮想通貨は詐欺の多い世界。今回紹介した仮想通貨は大丈夫ですが、よくわからない仮想通貨に投資したけど運営に金を持ち逃げされた!(ラグられた!)ケースが後を絶ちません。
100倍、200倍になる通貨は、詐欺と隣り合わせです。
今回紹介した銘柄に投資しても、100万円が1億円になることはありません。
ただ、100万円が1000万円になる可能性は全然あります。(イーサリアムはメジャーコインなので値上がりしても2倍程度。でも価格は安定しているので大損の可能性は低い。)
あてずっぽうで仮想通貨を買うのではなく
- 何を解決できる仮想通貨なのか?
- どこが優れているのか?
株でいう業績・将来性(ファンダメンタルズ)に、可能性を感じる銘柄に投資するようにすると、長期的な目線で購入した通貨をホールドすることができます。
過去5年間、仮想通貨投資で一番稼いだ人たち(億り人)は、最初に買った通貨を売らずにずっと持ち続けた人であることを忘れないようにしましょう。